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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

一筋の家並みが続く【伊崎】 

一筋の家並みが続く【伊崎】


カモメが舞う漁港から伊崎へ。

伊崎は、海岸まで小高い丘がせまり、一筋の家並みが彦島大橋の近くまで続いています。

そして、伊崎への入り口ともいえるところに、市内の稲荷社で最も大きい社殿の「鈴ヶ森稲荷社」や「三蓮寺」があります。

鈴ヶ森稲荷社の石段を百段ばかり上がると、霊前にぬかずいて参拝しているお年寄りの姿がありました。

境内の裏からゆるい坂を登って行くと、丘の頂に、漁業無線局の高いアンテナと、建物があります。
ここは伊崎の日和山で、吉田松陰や萩藩主毛利元徳侯も訪れた地で、海峡への入り口を見下ろす要衝の地であることを物語っています。

丘から下りて「三連寺」へ進むと、墓地の中に「諸魚諸飼供養塚」があります。
この供養塚は、タイの浮き彫りもあり、珍しいものです。

また、伊崎には、戦前の小門海峡風物詩「小戸の夜たき」(船上でタイマツを焚き集まってくる魚を捕って船上で料理して食べる)もあって、古くから漁業が盛んに営まれていました。

家並みの中をくぐり抜けるように歩を進めると、福徳稲荷大明神、月見稲荷大明神など稲荷社があり、信仰の厚い地域であることを示しています。
海辺の通りに出ると、大型漁船が船足も軽く入港中の風景がみられます。


下関市教育委員会編「わがふるさと見て歩き」昭和58年発行
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Posted on 2019/11/11 Mon. 10:21 [edit]

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