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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

彦島大橋を仰いで【老の山】 

彦島大橋を仰いで【老の山】


2500万年前という、とほうもない太古の貝が、化石となって現在なお姿をとどめている西山海岸を後にすると、彦島の海岸めぐりも、最後のコースとなります。

彦島で海水浴を楽しむことができる唯一の場所「西山海水浴場」には、北九州からの海水浴客が訪れて、すこぶるにぎわいを見せた一時期もありましたが、最近では、その数も少なくなっているそうです。

初冬の風に向かって沖を望むと、波間に多くのウキが浮かび、ワカメの養殖場を示しています。
養殖ワカメは、吉見の水産指導所で5月ごろ縄に種付けし、海に張られるのは10月、そして順調にすくすくと育ったワカメは、12月には家庭の食卓を飾ることになのます。

老の山下の岩場を過ぎると、コンクリート橋では日本二位(第一位は浜名大橋)の彦島大橋が、ゆるやかな曲線の美しい姿を見せてくれます。

橋を仰いで小門海峡沿いに海士郷へ、その途中には、平家の落武者夫婦の悲しい伝説「身投げ岩」別名「きぬかけ石」があり、石造の観音菩薩像が、青い流れに影を投げかけています。

海士郷からは、バス道路を経て彦島公民館へ、一周およそ28キロメートルの変化に富んだ彦島の海岸めぐりは終わりです。


下関市教育委員会編「わがふるさと見て歩き」昭和58年発行
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Posted on 2019/01/01 Tue. 10:57 [edit]

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