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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

下関の地名35 下関 

下関


下関も古くから登場していた地名で、文書として確認できるのは、貞観11年9月27日付けの「太政官符」(当時の朝廷の出した文書)です。
「下関権軍毅一人 主帳一人 兵士百人」
と記された太政官符の内容は、下関に権軍毅(副大将)を一人、主帳(書記)を一人、兵士百人を配置するというものです。
同じ項目に、豊浦団として、軍毅二人とあり、主帳と兵士の記述部分は欠落していますが、兵士は四百人であろうとされています。
この文書は、大陸からの外敵襲来に備えて、軍備を整えた様子を記したもので、長府(豊浦)に本隊があり、下関にその分隊を置き、その規模を示しています。
長府には四倍の兵力が置かれていたことになります。

「下関」は「上関」に対しての言葉と思われます。
上関は、山口県の東部にあり、瀬戸内海の重要な交通拠点に位置しています。下関に比べ、京都に近いことから「上」の名がつけられたものでしょう。

「下関」は、近代になって登場した地名のように思われがちですが、古くからあった地名ということがわかります。


「下関の地名」下関市教育委員会刊行より
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Posted on 2019/02/10 Sun. 11:08 [edit]

category: 下関の地名

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