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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

下関の地名34 「赤間」の由来 

「赤間」の由来


赤間(あかま)の語源は、紅石山(赤間神宮の裏山)に大きな馬の形をした紅色の岩石があったことから、また、船の中にたまる水を「アカ」ということからなど諸説がありますが、平成4年に発刊された『下関市史・民俗編』に、「赤間関の地名の由来」という項があり、「赤間」の由来が記述されています。

この項目は、監修者で全国的に著名な国分直一氏が記述したもので、大要は次のとおりです。

旧暦一月一日、早朝の最干潮のとき、関門海峡の早鞆瀬戸で、下関市の住吉神社と門司区の和布刈神社が、両岸で相対し「和布刈神事」を行います。この神事は、太古から行われているもので、春に先立ちもえ出るワカメを刈り採って神前に供え、民衆も食べることによって神と一体になるという考え方です。(海中にあって繁茂するワカメには、神が宿ると伝えられています)
関門地域で海とかかわって暮らす人々は、「ワ」を「ア」と発音し、「ワカメ」を「アカメ」と発音するところから、「アカメ」が「アカマ」になったとするものです。
「メ」が「マ」となったのは、「目」の古い形が、「マ」であったからとしています。

現在でも、壇之浦漁業協同組合の皆さんは、この和布刈神事が終わるまで早鞆瀬戸のワカメを刈り採らないという風習を固く守りつづけています。これも神とのかかわりを感じさせるものです。


「下関の地名」下関市教育委員会刊行より
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Posted on 2019/02/09 Sat. 12:08 [edit]

category: 下関の地名

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