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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

蚕種の渡来 

蚕種の渡来


忌宮神社の境内に、大自然石で“蚕種渡来の地”という碑がたてられています。

仲哀天皇さまが即位されて二年、熊襲を征伐されるため。豊浦宮を長府におかれ、仲哀天皇と、神功皇后がこの地におかれたときのことです。
その豊浦宮があったのが、今の忌宮神社のあるところですが、それから二年たった即位四年に、秦の始皇十一代の孫にあたる功満王という人が日本を訪れて、帰化しましたが、そのとき、おみやげとして珍しい蚕の卵を仲哀天皇さまに差し上げました。
蚕からは、日本の衣服として最高といわれる絹がつくられます。
その外国の蚕がはじめて日本に持ち込まれたところが、長府だったわけです。


(注)
この碑は、わが国で始めて渡来した地であることを記念して、昭和八年に大日本蚕糸会が建てたもので、戦前には、全国の絹物の商人たちが碑の前に集まり、お祭をしていたそうです。
この蚕種祭が最近また行われるようになりました。


『下関の民話』下関教育委員会編
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Posted on 2020/07/04 Sat. 09:54 [edit]

category: 下関の民話

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