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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

奈良の名物、町の早起き 

奈良の名物、町の早起き


 奈良の名物をならべた言葉に、「だいぶつに、しかのまき筆、あられ酒、春日とうろう、町の早起き」という言葉があります。しかや春日大社(かすがたいしゃ)のとうろうは分かりますが、「町の早起き」が名物になるのは不思議だと思いませんか?そうなった理由として、こんな話が伝わっています。

 奈良の春日大社・興福寺(こうふくじ)にいるしかは、神の使いと言われ、神ろくとよばれていました。江戸(えど)時代まで、神ろく殺しは重いつみで、はん人は死けいになったそうです。

 だから、むかしは朝起きたとき、家の前にしかが死んでいたりしたら、大変なことでした。見つけた人はぎょう天して、まだねているとなりの家の前にしかの死体を持っていきました。
となりの人もぎょう天し、まだしまっているとなりの家の前に死体を持っていきました。
こんなふうに朝ねぼうしたらどんな目に合うかわからないから、「町の早起き」が奈良名物になったそうです。
「大阪(おおさか)の食いだおれ」や「京の着だおれ」とならんで、「奈良のねだおれ」と言われますが、それもこのような話に由来するようです。


上方落語「鹿政談」などを参考にしました
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Posted on 2017/12/04 Mon. 12:26 [edit]

category: 日本の民話

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