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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

あとがき 4 

あとがき 4

方言蒐集にあたっては長年にわたり多くの古老のご協力を得たが、狗留孫山の藤光一男氏、菊川町の岩本博子、藤野朝香両氏、下関の藤野ヤサノ氏にも教えられた。
また、出版元を通じて長府の村田幸一氏にもいろいろとお世話になったことを記して、ともに感謝の意としたい。

表紙の絵と装幀は、小著「下駄ばきぶらたん」に斬新な絵筆をとって好評だったモダンアート協会の岸勤氏が、今回も快く、市の花「はまゆう」をあしらって盛り立ててくださった。
前著と同じように、この本も、中身より装幀の素晴らしさが褒められることになりそうだが、それもまた私にとって嬉しい限りである。

こうして、多くの人々のお力添えを得ながら、この「下関の方言」は生まれたが、前述の通り。忌憚のないご意見とご教導は敬虔な気持ちで鶴首したい。

末筆になってしまったが、赤間関書房の十周年記念出版に採り上げてくださった藤野幸平氏に深甚の謝意を表し、同書房のますますのご発展と、書房主ご夫妻のご健康をお祈りしたい。

時あたかも、下関市制八十八周年、米寿を祝う気持ちも切である。

昭和52年2月21日しるす  著者


著者 冨田 義弘
 昭和9年下関市彦島本村生まれ
 東京経済大学卒
 著書「彦島の民話」「彦島あれこれ」
   「下駄ばきぶらたん」
   「本村小学校百年史」(共著)

装丁 岸  勤
 昭和12年防府市生まれ
 山口大学卒
 モダンアート協会会員


冨田義弘著「下関の方言」赤間関書房刊より
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Posted on 2021/05/25 Tue. 10:06 [edit]

category: 下関弁辞典

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