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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

引接寺口説 

引接寺伝説 『引接寺口説(いんじょうじくどき)』


これも江戸時代の話であると伝えられています。

「お杉」という萬小間物屋の娘が引接寺の僧「浄然(じょうねん)」という僧に一目ぼれしてしまいます。
 お杉は恋文をしたためて浄然に渡しますが、浄然は、仏に仕える身ゆえ、恋文などは受け取れないとそのまま返してしまいます。
 恋文を返されるとお杉はますます浄然に会いたくなり、ある夜、男物の衣裳をつけて引接寺へ出かけ、寺の塀を乗り越えて、浄然の寝所に忍び込み、告白します。
 浄然も反論しますが、もし一緒になれないならこの場で死ぬといって浄然を説き伏せてしまいます。

 一方、お杉に熱い想いを寄せていた町奉行は二人のことを知ると、無実の罪をきせて二人を処刑してしまう。

 とても悲しい、しかし当時非常に流行したラブストーリーなのです。


(しものせき観光ホームページより転載)

「引接寺口説」と「平家踊り」

 「引接寺口説」は、下関の伝統芸能である「平家踊り」の音頭の一つです。平家踊りは江戸の昔から踊られていたとされており、数ある口説きの中でも「引接寺口説」が最も好まれたとされています。
 当時下関(特に引接寺のある唐戸地区)は日本有数の商港でしたから、たくさんの旅人達が下関を訪れています。旅人たちは、「引接寺口説」に感動し、全国に語り継がれていったとされています。

 兵庫県滝野町では、それまで盆踊りで踊られていた「馬鹿音頭 お杉」のルーツが下関にあったことをつきとめ、平成11年8月、「しものせき馬関まつり」においてその踊りを披露していただきました。

「平家踊り」と「しものせき馬関まつり」

 平家踊りは下関では夏に誰もが踊る「盆踊り」です。特に「しものせき馬関まつり」(例年8月下旬の土・日曜に開催。)では、数千人もの踊り手たちがテンポよく打たれる太鼓と三味線の演奏にあわせて踊る「平家踊総踊り大会」などが行われています。

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Posted on 2019/04/15 Mon. 10:06 [edit]

category: 下関の民話

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