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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

市街地焦土と化す1 

市街地焦土と化す1

昭和16年7月1日付で「下関市報」が創刊された。
「風は空に鳴り、激浪は国々の岸を洗っている。大いなる歴史の誕生が、今その陣痛のさなかにあるのである…」で始まる発刊にあたっての松井信助市長のメッセージの内容は、その年の12月8日の太平洋戦争勃発を予測したかのように、緊張を帯びた書き出しとなっていた。

太平洋戦争の始まりからその終結までは、わずか3年8ヶ月の期間であるが、この期間、銃後を守る市民が戦地と同じような苦境に置かれるとは、誰も予想していなかった。
日本軍の敗戦が色濃くなった昭和19年末頃になると、どこからともなく本土決戦が叫ばれるようになり、日本のどこにいても、そこは戦地と変わりがなくなった。

(野村忠司)

図説「下関の歴史」より
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Posted on 2018/11/17 Sat. 09:30 [edit]

category: 下関の歴史論文

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