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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

海峡が見守ってきた歴史に思いもはせる 

海峡が見守ってきた歴史に思いもはせる

壇ノ浦の合戦に敗れ、平家一門は滅亡しました。それは、中世から近世へ、貴族から武士へと、時代が動いた瞬間でもありました。武士の時代は徳川幕府の大政奉還までの約700年間続きます。そして、その終わりを招いた明治維新は、同じこの関門海峡で勃発した攘夷戦(馬関戦争)を引き金に始まりました。ここ壇ノ浦古戦場跡は、幕松の攘夷戦で外国船に砲撃した砲台跡でもあるのです。歴史は繰り返す…。海峡が見守って来た歴史を振り返る時、その思いはいっそう胸に迫ってきます。

赤間神宮

平清盛の孫である安徳天皇を祀る赤間神宮。境内には平家一門の塚である七盛塚があり、宝物殿には重要文化財に指定されている「長門本平家物語」をはじめとした源平ゆかりの書物や絵図などが多数陳列公開されています。

安徳天皇阿弥陀寺陵

幼くして亡くなった安徳天皇のお墓で、中国地方唯一の御陵。引き上げられたご遺体は、伊崎町にある御旅所と呼ばれる地にひとまず安置されていました。

平家の一杯水

壇ノ浦の合戦で肩と足に深手を負い、命からがら岸に泳ぎ着いた平家の武将が、この場所で小さな湧き水をみつけました。喉をうるおそうとすすったその水は真水でした。しかし、夢中になって2度目を口にしたところ真水が塩水に変わっていたという伝説が残されており、現在は鳥居が建てられています。

紙芝居

みもすそ川公園内では、「歴史体感☆紙芝居」を開催中。ほぼ1年を通して毎日、武者姿の読み手が下関で繰り広げられた歴史などを題材に紙芝居をが行われています。


下関たのしい旅のコンシェルジュ「楽しも」より
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Posted on 2019/08/05 Mon. 09:25 [edit]

category: 彦島あれこれ

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