彦島のけしき
山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…
七里七浦をめぐる【彦島海岸】
七里七浦をめぐる【彦島海岸】
彦島の海岸は「七里七浦」といわれ、およそ28キロメートルにわたって大小の入り江が、島を形づくっています。
彦島は壇之浦の源平合戦のとき、平家の拠点であったため、平家伝説に由来する遺跡もあり、そのなかの幾つかを探訪します。
彦島公民館を出発して、江の浦の古い家並み通り抜け「清盛塚」と「岩刻古墳」を経て、江の浦公園からバス道路と分かれて南へ入ると、やがて海が見えます。
巌流島が手の届くほどの距離に浮かび、遠くに関門橋も望めるのどかな海峡の風景は、すばらしいものです。
江の浦から弟子待への海岸線は、石油などのタンクが林立する珍しい雰囲気があります。
さらに進むと、昭和60年度末の完成をめざして、大規模な造成工事が行われている「田の首公園」があり、海道には、日露戦争に備えて明治35年に造られた「水雷発射場跡」があります。
この発射場から50メートルも海峡へ突出した石組みの上では、釣り人が無心に釣り糸を垂れていました。
下関市教育委員会編「わがふるさと見て歩き」昭和58年発行
彦島の海岸は「七里七浦」といわれ、およそ28キロメートルにわたって大小の入り江が、島を形づくっています。
彦島は壇之浦の源平合戦のとき、平家の拠点であったため、平家伝説に由来する遺跡もあり、そのなかの幾つかを探訪します。
彦島公民館を出発して、江の浦の古い家並み通り抜け「清盛塚」と「岩刻古墳」を経て、江の浦公園からバス道路と分かれて南へ入ると、やがて海が見えます。
巌流島が手の届くほどの距離に浮かび、遠くに関門橋も望めるのどかな海峡の風景は、すばらしいものです。
江の浦から弟子待への海岸線は、石油などのタンクが林立する珍しい雰囲気があります。
さらに進むと、昭和60年度末の完成をめざして、大規模な造成工事が行われている「田の首公園」があり、海道には、日露戦争に備えて明治35年に造られた「水雷発射場跡」があります。
この発射場から50メートルも海峡へ突出した石組みの上では、釣り人が無心に釣り糸を垂れていました。
下関市教育委員会編「わがふるさと見て歩き」昭和58年発行
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Posted on 2019/10/30 Wed. 09:46 [edit]
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