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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

喜楽湯《廃業》 

喜楽湯《廃業》

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喜楽湯

2013年11月、廃業されました。(シロヤギさん情報感謝!)
レポートは営業当時のものです。

下関市入江町7-13
電話 0832-22-8529
【営業時間】15:00~22:00
【定休日】月曜日
【入浴料金】大人360円

本州から九州へは、関門海峡を船で渡るのが旅情にひたれてよろすい。
JR下関駅から唐戸の渡船場までは2kmちょっとあるけど、ちょうどその中間あたりに渋い銭湯あり。当然、寄って行きましょう。
駅から国道9号線の1筋北の商店街を15分ほど東へ歩いて、ローソンの角を左の山側へ曲がって300mほど行くと、スーパーの向かいに昔ながらの素敵なお風呂が見えてくる。

玄関は男女の入口が左右に分かれているが、さらに男女背を向けるかたちで半円アールの仕切りが設置されている。覗き見を許さない工夫だ。

暖簾をくぐるとタタキに木の古い番台があり、人のよさげなおかみさんが座っている。
左手に年季の入った木のゲタ箱あり。

脱衣所は板張りの広々空間、格天井も高くて開放感に満ちている。
壁はしっくい柱はこげ茶、男女仕切りも古い板。二つのハメ鏡も年代ものだ。
でもロッカーは集成材モノ。

浴室入口はガラスの小部屋みたいになっていて珍しい。
そこを通って浴室へと進む。
浴室内は窓やガラスが広くて、めっぽう明るい。
壁上部から天井は板張りで、東京の2段式ふうだが湯気抜きがかなり小さい。

湯舟は中央にデンと主浴槽。
周囲に大阪式座り段はない。
フチに黒い石材が使われ、底には昭和的な不揃い小石型タイル。
強力ジェットが2つ噴出しているが、これが腰や背のツボにちょうどエエ感じだ。

そして奥に小さな3槽、右からぬる目の入浴剤、気泡、そして水と並んでいる。
さらに水風呂の横にはスチームサウナがあり、開けてみると狭いながらも人がいっぱい、
しかもなかなか出て来ない。
みんなこれが好きで来ているんだな。

主浴槽の両側にカランが並んでいるが、シャワーは片側のみに設置されている。
床やカラン周辺は新しいタイルに張り替えられている。
明るく、清潔感があり、使い勝手がよい。他客5~6人はみな長湯していた。

上がりは飲み物販売あり。ぶら下がり健康器もあり。
おかみさんによると、空襲で周囲は焼けたがここだけ残ってたのを戦後買い取ったという。
全体のレトロな雰囲気は残しつつ、要所だけ押さえた改装がニクイ。

何度でも来たくなりそうな、いい銭湯だ。
昼間に来てなおよし。
九州上陸前に本州の垢をここで落として行くべし。 (07.8.12)

山口県の激渋銭湯より
http://www.sairosha.com/meisento/yamaguti.htm
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Posted on 2019/10/10 Thu. 09:02 [edit]

category: 下関あれこれ

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