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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

千歳湯 

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千歳湯

下関市上新地町4-4-7
電話 0832-23-2930
【営業時間】14:30~22:00
【定休日】日曜日
【入浴料金】大人360円

下関駅から北に伸びる国道191号線界隈は、かつて遊郭があった新地エリア。
駅西側の漁港からその国道の1筋西の道を北上すると、10分ほどでいきなりタイムスリップしたかのような路地が現れる。
100mあるなしの短い区間だが、後頭部に軽い痺れを感じるほどの激懐古なオーラに包まれている。
その興奮が最高潮に高まる建物、それがこの銭湯だ。

暖簾には「男湯」「女湯」とあるので、男湯側のアルミ戸を開ける。
するとすぐにタタキがあって脱衣所があるけど、番台おかしな位置・・・正面にあるぞ。
よく見たら女湯は番台の向こう側にある様子。
ということは、女湯の暖簾をくぐったら番台背後の通路を通って向こう側へとまわることになるわけか。

脱衣所はなんともこじんまり。よく磨かれた木の床が気持ちいい。
壁や天井は合板類でそこそこ改装されてはいるが、建物自体は相当古そう。
番台の感じのいいおかみさんによると「100年から経っている」そうな。
ロッカーも古いがベニヤもの。

浴室もこじーんまりして、古びたタイル張りのシンプル空間。
だが意外にも浴槽が三つもある。
フチを豆タイルで飾られた主浴槽がやけに小さく、男女壁に張りついたようなギリギリ3人サイズ。
だが一人前にジェット2連がある。このジェット、普通とは逆に手前から壁に向かって噴出している。
2連の噴出の左に大きな吸込口があり、油断すると下腹の贅肉を持っていかれる。

奥に小さな2槽、ラベンダー湯と水風呂。
湯は半分くらいしかないが、寝湯としてならちょうどいい。
カランは8つほどあるが、2つあるシャワーは死んでいる。
B級空間特有の、なんとも言えない埋没感・解放感にひたることができる。

最初は貸切だったが、途中で他客が2人来た。
上がりは牛乳など飲み物販売あり。

おかみさんによると、この前の路地は昨年あたり、「出口のない海」「ヘレンケラーを知っていますか」といった映画のロケに使われたらしい。
たしかに絵になる通りだ。ここに銭湯が現役で生きているという事実には、何物にも代えがたい価値がある(マニアにとってのみ)。
向かいのお好み焼き屋および店主のバアサンも激渋。  (06.12.26)

山口県の激渋銭湯より
http://www.sairosha.com/meisento/yamaguti.htm
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Posted on 2019/10/03 Thu. 09:47 [edit]

category: 下関あれこれ

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