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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

農業者の団体組織と生産進歩の過程7 

農業者の団体組織と生産進歩の過程7


戦後になってGHQの指令により昭和20年第一次農地改革、続いて翌21年に第二次農地改革が行われて、農地の一大革命が断行されたことにより、農業会も解散を命ぜられて昭和23年5月末までに解散することになったのであります。
この間に解散準備を行い、昭和23年6月1日をもって彦島は独立して新たに彦島農業協同組合を設立したのであります。
会員はその当時、正会員312人をもって新発足しました。
事務所は江向の890番地に置いて、理事9名・監事2名・運営委員12名を選任して、組合運営を開始したのであります。

分離独立の時、農業会の資産をそれぞれ分割しましたが、彦島は負債を背負っておったため、その負債の分け前をもらって発足したのであります。
そのように独立して現在で50年になります。

この農協はどういう事業をするかと言いますと、信用事業・購買事業・販売事業・畜産または農政と農民のお世話をし、ならびに指導をしておるのであります。
また、県も普及員を駐在せしめて、農政の指導にあたらせており、農業経営を中心に農民と一体不離の関係にあります。

今後も農民魂の続く限り、農協も農民も明るい未来があるものと思っております。
彦島の耕地はこれからも住宅・工場用地となって、商工業の発展に反比例して耕地は減少すると思われます。
このなかにあっても農民の健気な奮闘と和合の精神をもってすれば、隆々ととして生き得るという考えをもっている一人であります。

彦島農協の今日あるのは、先輩の皆さんの死闘の賜物であると私どもは感謝しております。
私どもは常に農民と不離一体の精神をもって、農協と運命を共にするという覚悟であります。


古老が語る郷土の今昔「ひこしま発展誌」より
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Posted on 2019/03/02 Sat. 10:49 [edit]

category: ひこしま発展誌

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