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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

農業者の団体組織と生産進歩の過程3 

農業者の団体組織と生産進歩の過程3


耕作面積も次第に減少を続けて田三十町歩、畑が百十町歩となったのであります。
したがって農家も「一町歩百姓」が「四反百姓」となり、まだ減っていく恐れがあります。

このような耕作地の減少傾向に対処するため、昭和の初めから一部の農家は温室事業を取り入れて生産方式の改善を図りました。
この温室は昭和8年頃から盛んになり、露地栽培の野菜を温室栽培に切り替える農家が増えてきました。
ところが昭和12年の日中戦争以降、農産物は統制され米穀中心に切り替えられ、併せて供出制度が布かれて米麦も一定量以上は持つことができず、あとは全て供出しておった次第で、温室栽培も頭打ちになったのであります。

昭和20年8月の敗戦で食糧難が深刻化してきまして、農民も自分で作りながら食料に不自由しておったのでありますが、わが国民が共に苦しみを分け合うことは当然のことであるので、進んで供出に参加したのであります。


古老が語る郷土の今昔「ひこしま発展誌」より
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Posted on 2019/02/25 Mon. 12:53 [edit]

category: ひこしま発展誌

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