01 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.» 03

彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

彦島とその開拓の歴史8 

彦島とその開拓の歴史8


また彦島の女性はよく働くと言われておりますが、これも他郷と大同小異のようにおもわれますものの、よく働くということは間違いありません。
昔は島の周辺だけは道路に恵まれていたので、この島の収穫物や漁獲物は家の嫁や娘たちが売って歩きました。
名物の味噌なども農家の娘たちが、赤い腰巻、姉さん被りのスタイルで「彦島味噌や〜、味噌漬けや〜」と美声を張り上げて、下関から遠くは門司、小倉まで次々に出かけていったものであります。
これらの勤労所得は、娘さん達の小遣いや嫁入り支度の助けとなったのでありまして、まことにほほえましい情景ではありませんか。

島というと芋やトウモロコシで生活しているような印象を受けますが、彦島の場合は決してそうではありません。
絶海の孤島とは異なり、相当の田地・田畑がありますので米も麦もかなりの収穫があり、昔から食料の自給自足をしていたのであります。
また山々は樹木が鬱蒼としてはなはだ風致に富んでいましたが、一面また狐や狸の住む場所等もありました。
彼らはそれぞれの縄張りがあって、その場所では島民がからかわれたり騙されたりしたという話は限りありません。


古老が語る郷土の今昔「ひこしま発展誌」より
関連記事

Posted on 2018/12/01 Sat. 09:59 [edit]

category: ひこしま発展誌

TB: --    CM: 0

01

コメント

Comment
list

コメントの投稿

Secret

Comment
form