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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

彦島とその開拓の歴史2 

彦島とその開拓の歴史2


それではまず彦島の呼称の変遷から調べてみたいと思います。
現在の彦島は明治以前までは「引島」と申していたのであります。
古い昔は彦島と言っていたこともあります。
これは上代に彦火々出見尊が住んでおられたという伝説からでありますが、やはり「彦島」の方が色々の書物に多く書かれているようであります。

「引島」のおこりを見てみますと、今の漁港の出入り口は小戸海峡でありますが、大昔は陸続きとなっていたのであります。
これが内海と外海の潮流のために次第に侵食され、とうとう土地が切断されて島になったということで、当時その形が手を引き合うように見えたので「引島」と名付けたということであります。
また、一説には一帯に山々が低いので、低い島すなわち「引島」というとの説もあります。

ところが文久年間に毛利藩が弟子待などに砲台を築くことになりまして、「引島」の地名は「退く」につながり、軍事上はなはだ縁起が悪いというので、彦島に改め今日に及んだもので、「彦島」と「引島」との二説があったのを、文久以後「彦島」に統一したわけであります。


古老が語る郷土の今昔「ひこしま発展誌」より
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Posted on 2017/10/17 Tue. 10:08 [edit]

category: ひこしま発展誌

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