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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

下関の民俗 呪的療法2 

呪的療法2


《子供の打ち身》

「親のツバ、親のツバ」といってツバを患部につける。
(市内全域)


《子供の歯ぎしり》

木と木の枝がふれあうのをなおすとよくなる。
(吉田・北九州)


《イノネ》

アラガミ様のススを指でぐりぐりの上につける。

《目イボ》

ツゲの櫛の背を火であぶり、目イボをこする。
(市内全域・北九州)

大豆をまぶたにはさんで井戸端に立ち、「大豆かと思うたら目イボが落ちたよ」という。
(小月)

「大豆かと思うたら目イボが落ちたよ、惜しも惜し」と大豆を井戸に落としながら三回唱える。
(王司・内日・北九州)

ハブソウを濃いめに煎じて飲む。


「下関の民俗知識」中西輝麿著より
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Posted on 2021/10/27 Wed. 10:36 [edit]

category: 下関の民俗

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