彦島のけしき
山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…
下関の民俗 民間治療法13
民間治療法13
《仏風邪》
普通のカゼではなく、蓋井島では「いきあいカゼ」といっている。
死霊または水子霊のたたりによるものと考えられており、症状は突然悪寒、高い発熱が普通。
カゼかマラリヤとよく似た症状で、患者は夢の中、あるいは目覚めていても三、四歳くらいの男の子がそばに出没するのが見える場合が多いという。
特に感冒の流行時に多発。治療は火葬場の人骨を粉にして飲む。
この際、心から死者の霊の成仏を祈らねばならない。
「下関の民俗知識」中西輝麿著より
《仏風邪》
普通のカゼではなく、蓋井島では「いきあいカゼ」といっている。
死霊または水子霊のたたりによるものと考えられており、症状は突然悪寒、高い発熱が普通。
カゼかマラリヤとよく似た症状で、患者は夢の中、あるいは目覚めていても三、四歳くらいの男の子がそばに出没するのが見える場合が多いという。
特に感冒の流行時に多発。治療は火葬場の人骨を粉にして飲む。
この際、心から死者の霊の成仏を祈らねばならない。
「下関の民俗知識」中西輝麿著より
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