05 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 07

彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

カッパの贈り物 

カッパの贈り物


 むかしむかし、一頭のウマが川辺で草を食べていると、川の中からカッパが現れました。
 カッパはウマのたずなを自分の体に結びつけると、ウマを川に引きずり込もうとしました。
「ヒヒーン!」
 びっくりしたウマは、近くのお百姓(ひゃくしょう)の家に飛び込みました。
「なんだ! なんだ!」
 ウマが急に飛び込んで来たので、おどろいた家の人がウマを調べると、たずなの先に目を回したカッパがぶらさがっていました。
「はは~ん。カッパが、また悪さをしようとしたな。もう二度と悪さが出来んように、頭の皿を割ってやる!」
 お百姓がカッパの頭の皿をなぐりつけようとすると、目を覚ましたカッパが手を合わせて命ごいをしました。
「頭の皿を割られては、死んでしまいます。もう二度と悪さはいたしませんから、どうか助けてください」
 お百姓はカッパの頭の皿を割るのはやめましたが、こらしめるために縁側(えんがわ)の柱にしばりつけておきました。

 その日のタ方、お百姓の娘がウマに水をやろうと、水を入れたおけを持ってやって来ました。
 そして足をつまずいて、おけの水をカッパの頭にかけてしまったのです。
 カッパにとって水は、元気のみなもとです。
 頭のお皿に水がたまったカッパは元気を取り戻すと、しばられていたつなを引きちぎって逃げてしまいました。

 さて、それからしばらくして、お百姓の娘がお嫁に行く事が決まりました。
 家の人がふと見ると、縁側にお酒の入ったたるが置いてありました。
「あら、祝いの酒だわ。誰からかしら?」
 次の朝は、大きくて立派なタイが三匹も置いてありました。
「今度は、祝いのタイだわ。本当に、誰からかしら?」
 その晩、不思議に思った家の人が、物かげにかくれて縁側を見張りました。
 するとこの間のカッパが現れて、今度は水神さまのお札(ふだ)を置いていったのです。
 娘に助けられたと思ったカッパが、娘の嫁入りの祝いを持って来ていたのです。

 それからもカッパは色々な祝いを持ってきましたが、うわさを聞いた大勢の村人がカッパを見に来るようになったので、それに気づいたカッパは二度と現れなくなったそうです。


山口県の民話 福娘童話集より
http://hukumusume.com/douwa/index.html
関連記事

Posted on 2019/06/29 Sat. 09:36 [edit]

category: 山口むかし話

TB: --    CM: 0

29

下関観光検定073 

【質問】

明治維新後廃仏毀釈により、安徳天皇をまつっていたお寺の御影堂が赤間神宮となりました。
赤間神宮の前身ともいえるこのお寺はなんというお寺だったでしょうか。

【答え】

阿弥陀寺

【解説】

安徳天皇をおまつりしていたのは阿弥陀寺の御影堂でした。
ここで安徳天皇のご命日には、先帝会を行い御霊を弔っていました。
江戸時代には、この阿弥陀寺は、朝鮮通信使一行の宿所になったりしています。
現在は赤間神宮となっていますが、阿弥陀寺町という町名が残っています。


関門海峡歴史文化検定問題集より 下関商工会議所発行
関連記事

Posted on 2019/06/29 Sat. 09:32 [edit]

category: 下関観光検定

TB: --    CM: 0

29

西山化石層 

西山化石層


下関市指定文化財(天然記念物)
西山海岸一帯や六連島には、北九州の芦屋層群に属する化石を含んでいる砂岩の層が広く露出しているのが見られる。


彦島商店会発行「もっと知りたい! 彦島」より
関連記事

Posted on 2019/06/29 Sat. 09:07 [edit]

category: 彦島あれこれ

TB: --    CM: 0

29