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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

青年の自主的修養の時代2 

青年の自主的修養の時代2


その後お寺の会合も止み、部落の元老的有力者の住家の一室が与えられ、付近の青年が毎夜相会して寝起きをしたものであります。
これを「泊まり宿」と称しておったのであります。
「泊まり宿」では長幼の序を正しくし。掟を乱した行為については反省させるため。その青年に応じた作業を課して実行せしめておったのであります。
このように正しい掟が守られているので、青年相互の挨拶も正しく、一般に行儀作法も立派でありました。

青年は家業を終えて夕食後は、自宅に居たり他へ外出することなく、必ずこの「泊まり宿」に集合し、先輩青年の指導で読書や謡曲の練習、盆踊りの三味線・太鼓・音頭等の稽古、夜警・討論会・意見発表会・県道の補修等、修養や公共のことにも行動をしておったのであります。
このように青年自体が自らの修養に励み、相互共同の連帯感を持っていたために、全然不良化の状態がみられなかったのであります。


古老が語る郷土の今昔「ひこしま発展誌」より
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Posted on 2019/02/16 Sat. 10:21 [edit]

category: ひこしま発展誌

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火の山 

火の山


火の山の高さは264メートル、ここからのろしをあげると、かなり遠くまで、その煙がみえるはずです。
火の山の地名は、大昔火山が爆発して火を吹き上げたという説もありますが、異国から攻められたとき、すぐさま都へ知らせるため、この山の頂上から火をたき、のろしをあげて合図にしたからといわれています。

火の山から埴生の火の山、厚狭の日の峯山、小野田の番屋ヵ辻、宇部の宇部岬、吉敷郡東岐波の日野山、秋穂の火の山、というぐあいにのろしによる合図が都まで山づたいに知らせていきました。


『下関の民話』下関教育委員会編
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Posted on 2019/02/16 Sat. 09:24 [edit]

category: 下関の民話

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