01 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.» 03

彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

青年の自主的修養の時代2 

青年の自主的修養の時代2


その後お寺の会合も止み、部落の元老的有力者の住家の一室が与えられ、付近の青年が毎夜相会して寝起きをしたものであります。
これを「泊まり宿」と称しておったのであります。
「泊まり宿」では長幼の序を正しくし。掟を乱した行為については反省させるため。その青年に応じた作業を課して実行せしめておったのであります。
このように正しい掟が守られているので、青年相互の挨拶も正しく、一般に行儀作法も立派でありました。

青年は家業を終えて夕食後は、自宅に居たり他へ外出することなく、必ずこの「泊まり宿」に集合し、先輩青年の指導で読書や謡曲の練習、盆踊りの三味線・太鼓・音頭等の稽古、夜警・討論会・意見発表会・県道の補修等、修養や公共のことにも行動をしておったのであります。
このように青年自体が自らの修養に励み、相互共同の連帯感を持っていたために、全然不良化の状態がみられなかったのであります。


古老が語る郷土の今昔「ひこしま発展誌」より
関連記事

Posted on 2019/02/16 Sat. 10:21 [edit]

category: ひこしま発展誌

TB: --    CM: 0

16