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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

自治行政とその施設の概要4 

自治行政とその施設の概要4


六連島は玄界灘に浮かぶ島で、戸数は約60戸であります。
この地には藩小学校と称して、藩政的教育を実施しておったのでありますが、校舎の老朽・狭隘のために明治43年に敷地304坪、校舎70坪の新築校舎の竣工を見て、二学級編成で教育を行い彦島尋常高等小学校の六連島分教場と改称したのであります。

竹の子島は本島に接近した一つの島であって、この地にも竹の子島分教場が置かれ、尋常四年生までの児童を収容しておったのでありますが、これは彦島尋常高等小学校への通学距離が遠く道路も不完全で、かつ渡船を利用する不便もあるので。止むを得ず低学年の児童を単級複式で授業していたのであります。

このような次第で、高学年になってこの分教場を出て本校へ転入した児童は、教養・知識の劣勢が著しく、これが父兄の悩みとなったものであります。
町といたしましてもこの実情を憂い、昭和2年に解決策が樹立されました。
それは両島間に鉄橋を架設し、その橋より西山の伊無田にいたる町道の改修を行い、そして分教場を廃止し全児童を彦島尋常高等小学校に通学せしむるというものであります。

当時、町長が欠員中であり、この計画は町議会において相当紛糾しましたがついに実施をみるに至ったのであります。


古老が語る郷土の今昔「ひこしま発展誌」より


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Posted on 2019/01/20 Sun. 11:12 [edit]

category: ひこしま発展誌

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