11 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 01

彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

彦島とその開拓の歴史30 

彦島とその開拓の歴史30


昔話の桃太郎の鬼ヶ島征伐に登場します鬼は海賊のことでありまして、讃岐の国の守護であった菅原道真が、海賊退治を主題にしまして童話に創作したものと言われています。
現に松山市の沖にある鬼ヶ島はその遺跡といわれています。

海賊はその勢力範囲によって、それぞれ根拠地をもっていますが、瀬戸内海の最大勢力は古くから河野家でありまして、その他大小の海賊は虎の威を借りる狐で、たいがい河野姓を名乗って威張っていたものであります。
したがって河野氏は瀬戸内海の海上権を握っていますので、三韓親征のときも水師として出陣し、壇之浦合戦には河野通信は義経を助けまして源氏軍勝利の一因となっております。
これにより源頼朝から戦功の賞として伊予道後七町を与えられているのであります。


古老が語る郷土の今昔「ひこしま発展誌」より
関連記事

Posted on 2018/12/26 Wed. 09:45 [edit]

category: ひこしま発展誌

TB: --    CM: 0

26

豊関ことばについて 1 

豊関ことばについて 1

その一 下関弁と私

二十数年前、学生時代を東京で過ごして、方言では何度も恥ずかしい思いをした。
お国コトバを使っても何も恥じることはないのだが、殊更に興味深い眼を差し向ける東京の人々の中にあっては、やはり、それを使うことに、ためらいがあった。

私だけでなく、地方から都会へ出てきた多くの若者たちは、たびたび寄り集まっては、その出身地の言葉を思い切り使って、孤独な都会生活の寂しさから逃れようとしていた。
お国コトバには、ふるさとへのつのる思いと、一種のやすらぎがある。

その方言が急速にすたれはじめたのは、戦後のことで、それも、テレビなどによるマスコミの影響が大きい。

もともと、我が国の「標準語」と呼ばれる言葉は、東京の山ノ手地方の方言を基底にしたものだと言われている。
つまり、東京弁と呼ばれる一つの方言にすぎない訳だ。
それを全国に普及し、標準語としたのは中央集権制度で、したがって、「くちい(苦しくなるほどお腹が一杯だ、という意)」などという言葉のように、広く普及しなかったものもある。
しかし全国的に使われない言葉であっても、それが東京コトバであるという単純な理由だけで辞書に収録されている場合が多い。
その逆に、広く知られていても、地方の匂いのする言葉は辞書に見当たらないという例も多い。


冨田義弘著「下関の方言」赤間関書房刊より
関連記事

Posted on 2018/12/26 Wed. 09:32 [edit]

category: 下関弁辞典

TB: --    CM: 0

26