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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

彦島とその開拓の歴史28 

彦島とその開拓の歴史28


ところがその後、徳川時代に海賊の乱暴に遭いまして、島民は寺のご本尊を奉じて下関の各地に避難したことがありました。
次にこの海賊の話に移ることにいたします。

そもそも彦島は古くから海賊と深い関わりがあったことは、福浦港内に「海賊泊」という地名が残っているのでもよくわかります。
これが地形からしましても、また出入りの便からしましても海賊の根拠地にしては、まことにうってつけの地であったに違いありません。

海賊は陸上の山賊よりもスケールが大きく、集団をつくって荒海を乗り回し、また武装までするようになって世間を戦慄せしめたものであります。


古老が語る郷土の今昔「ひこしま発展誌」より


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Posted on 2018/12/24 Mon. 11:38 [edit]

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あとがき 3 

あとがき 3

さて、今年は下関の「ひとり出版社」赤間関書房が創業十周年を迎える。
一口に十年と言っても、文化不毛と陰口を叩かれる下関の地で、たったひとりでその灯を守り続けてこられた書房主、藤野幸平氏の努力と情熱は並大抵ではなかったはずだ。
そのことについては、私ごときものの筆舌では如何ともし難いが、NHKテレビが「郷土出版に生きる」と題して放映したり、読売新聞もまた大型企画「人は行く」に登場させたりした事実などにより、同氏の労苦も少しは報われつつあると言えるであろう。

その藤野氏自身「満鉄教育への回想」につづいて、昨年は好著「うにと私」を上梓されたが、今年は赤間関書房創業十周年記念出版として、この「下関の方言」を採り上げてくださった。
私にとってはこの上ない光栄だが、それだけに責任の重さもずっしりと感じる。

しかし、私は言語学者でもなければ民俗学者でもない。
ただ、ふるさとの言葉のなつかしさに惹かれて下関とその近郊の言葉をかき集めてきたにすぎない。
だから不備な点も多く、誤りや考え違いも多いことであろう。
それについては諸賢のご教示とご叱正を待ちたい。


冨田義弘著「下関の方言」赤間関書房刊より
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Posted on 2018/12/24 Mon. 11:05 [edit]

category: 下関弁辞典

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