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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

彦島とその開拓の歴史1 

彦島とその開拓の歴史1


語り手 西 浜一

現在の彦島は下関市の工業地帯として、年々膨張を続けていますが、つい5、60年前までは、まことに便利の悪い寂しい島であったのであります。
それがわずかの間にかくも急テンポで飛躍発展をして現在のような繁栄をみましたことは、まことに驚嘆のほかはありません。

すなわち明治34年の調べによりますと、戸数1,152戸、人口4,456人が、昭和32年10月現在、戸数10,208戸、人口44,508人に膨張しておることをみますれば、彦島がいかに驚くべき発展をしたかということが実証されているのであります。
要するに、これらは彦島が地の利を占めていたのと、天の時が到来したおかげであると存ずる次第であります。
もちろん島民の努力は申すまでもありません。


古老が語る郷土の今昔「ひこしま発展誌」より
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Posted on 2018/10/28 Sun. 14:05 [edit]

category: ひこしま発展誌

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下関の方言 な…の部 

下関の方言 な…の部

なつこい
 人懐っこい。慣れて親しい。

なつだいだい
 夏みかん。

なっちゅう
 なんということ。なんとまあ。

なっちょらん
 全くなっていない。けしからん。

なでぼうき
 箒。小さい片手持ちの箒。

なでる
 箒で掃くこと。
 頭を撫でる。

ななばけ
 紫陽花。

なにしに
 何をしに。何をするために。

なば
 まったけ。
 しいたけ。
 しめじ。

なはい
 …しなさいませ。

なばとり
 松茸狩り。
 椎茸狩り。

なはれ
 …しなさいませ。

なべかるい
 村八分。

なべすけ
 鍋敷き。

なま
 刺身。
 生水。
 正生地の酒。


冨田義弘著「下関の方言」赤間関書房刊より
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Posted on 2018/10/28 Sun. 13:41 [edit]

category: 下関弁辞典

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青春の船出1 

青春の船出1

吉田松陰が藩命により沿岸の海防状況視察のため北浦巡検に出たのは、嘉永二年の6月から7月にかけてのことで、このとき松陰は20歳、家学の山鹿流軍学を講じる新進気鋭の兵法家であった。
一行の中では松陰が最も若年であった。

松陰は兵法家としての視点から、毛利藩の沿岸防備の実務を詳しく観察し「廻浦紀略」と称される報告書にまとめて藩に報告している。

この旅の途中、松陰は一時一行と別れて陸行し、狗留孫山などにも登っている。
一行は北浦海岸の角島・蓋井島・六連島・竹の子島・彦島・巌流島などにも上陸し、島々の状況をつぶさに視察している。
これらの島は毛利支藩の長州藩に属していたが、宗藩である萩藩が直接現地に番役を派遣していた。

下関での宿は、伊崎町の關屋松兵衛宅で、一行はここから小舟で彦島を周回するとともに、海岸の見張り場所である身投岩や新地会所・御船倉にも出向いている。

(前田博司)

図説「下関の歴史」より
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Posted on 2018/10/28 Sun. 13:26 [edit]

category: 下関の歴史論文

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