09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

下関の方言 と…の部 

下関の方言 と…の部

どひょうし
 たいそう。非常に。よほど。

どひょうしもない
 どひょうしを強調したもの。

どひょうしもん
 けったいな人。屁理屈をこねる人。

とぶ
 届く。到達。たう。

どぶ
 溝。
 泥。
 濁り酒。

とへ
 盗餅。一月十四日に藁で作った馬を他人の庭先において餅などを貰う伝統行事。

どべ
 泥。ぬかるみ。
 末席。
 最下位。ビリ。

どべた
 地面。

とほうとてつ
 途方もない。とてつもない。

とぼかしい
 乏しい。貧しい。
 目が霞んでよく見えない。
 足元がおぼつかない。
 ろうそくや焚き木が消えかかっているさま。

とぼりとぼり
 よたよた歩いているさま。
 目をしょぼつかせているさま。
 ぼつぼつ。ゆっくりと。

どまぐれる
 放蕩する。遊び人。
 挫折。


冨田義弘著「下関の方言」赤間関書房刊より
関連記事

Posted on 2018/10/20 Sat. 11:21 [edit]

category: 下関弁辞典

TB: --    CM: 0

20

下関の方言 と…の部 

下関の方言 と…の部

とちめんぼう
 まごまごしている様。豆鉄砲。

とっても
 なかなか。
 決して。

とっぱち
 最初。朝早く。

とっぴん
 でしゃばり女。

とづめ
 戸締り。
 締めくくり。

とてつもない
 とかでもない。途方もない。

どてっぱら
 横っ腹。

どな
 …ですよ。

どなたも
 皆さん。諸君。

どねえな
 どのような。

どねえも
 どうにも。
 なんとも。
 打つ手がない。

どは
 土手を築いて芝生や雑草を植えること。

とばくらかす
 走る。駆ける。

とばん
 届かない。


冨田義弘著「下関の方言」赤間関書房刊より
関連記事

Posted on 2018/10/20 Sat. 10:46 [edit]

category: 下関弁辞典

TB: --    CM: 0

20

武蔵・小次郎、小島に咲いた武芸の華2 

武蔵・小次郎、小島に咲いた武芸の華2

宮本武蔵と佐々木小次郎がこの島で雌雄を決したのは、慶長17年4月13日であるが、このふたりには何の遺恨もなかった。
豊前小倉の細川家に仕えていた小次郎に、武者修行で諸国を巡っていた武蔵が試合を申し込んだという。
兵法者同士の単なる腕試しであったはずが、小次郎は真剣勝負を望み、武蔵は「木剣を以って秘術を尽くす」と答えたと、小倉手向山に建つ「武蔵碑」に刻まれている。

戦前の芝居や絵本では小次郎という美しい名ではなく、武蔵にとって憎い親の敵の佐々木巌流として描かれ、眼光鋭く風貌のまた蓬髪茫茫、鬼のように大きな年配男であった。
これは延享3年に書かれた浄瑠璃「花筏巌流島」が広く一般化したものであろうといわれている。
遺恨のない試合が結果的に殺し合いとなったこと、京都一乗寺での吉岡兄弟を倒して名を挙げた武蔵を颯爽たる二刀流剣士とし、無名に近い巌流といういかめしい流派を悪名に仕立てる筋書きは、大衆劇の格好の材料となった。

(冨田義弘)


図説「下関の歴史」より
関連記事

Posted on 2018/10/20 Sat. 10:32 [edit]

category: 下関の歴史論文

TB: --    CM: 0

20