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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

彦島のけしき《弟子待》 

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Posted on 2017/01/31 Tue. 10:17 [edit]

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金の鶴 

金の鶴


 田の首の泥田には、毎年、冬になると鶴がやって来た。
 ある年、その中に一羽だけ、金色に輝く鶴が居た。村びとたちは驚いてワイワイ集まって来たが、よく見ると羽が折れていて、歩くのがやっとらしい。
『これは可哀そうだ。掴まえて手当てをしてやろう』 
 と、近寄ろうとすると、鶴たちは金の鶴を囲み、羽をバタバタ広げて寄せ付けない。
 こんなことが毎日つづいたので、鶴たちはエサを捕りに行くことも出来ず、一羽、二羽と飢え死んでいった。
 村びとたちは、ようやくそれに気がついて、しばらくは鶴に近寄らないことにした。
 鶴たちは安心して、またもとのように四方へ飛び立ってはエサを捕り、金の鶴のところへ運びはじめた。
 しかし、正月が来て、寒もさめたというのに、金の鶴の羽は折れたままで、見るも痛々しい。
『何とかしてやりたいものだ』
 と、村びとたちは集まってラチのあかない話ばかりし合っていた。
 ある夜のこと、鶴たちが寝静まったころ、一人の老人が、そっと忍び寄って、金の鶴を掴まえた。村びとたちは大喜びで手分けをして、ドジョウを捕ってきたり、羽の手当てをしたりして、毎日、田畠に出かけるのも忘れた。
 その甲斐あって、春が近づいたある日、金の鶴は飛び立つことが出来るまでになった。そして鶴たちは、金の鶴をかばうようにして田の首を飛び立った。
 大勢の鶴が名残りを惜しんで、田の首の空をグルーッと一回りした時であった。沖を通る船から弓矢が放たれて、金の鶴の首を射ち抜いた。金の鶴は、まっさかさまに落ちて岩礁に消えた。
 あくる年から、心待ちにする人びとの前に、とうとう鶴は姿を見せなくなった。


富田義弘著「平家最後の砦 ひこしま昔ばなし」より


(注)
『よそ者が鶴を撃った』という話はつい最近まで、田の首あたりで聞くことが出来たという。
鶴は『たづ』とも呼び、『田鶴の首』が転じて『田の首』となったという説がある。
また、散木集に、たつの居る亀の首より漕ぎ出て心細くも眺めつるかな
と歌われていて『亀の首』が『田の首』のことであるという説もある。
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Posted on 2017/01/31 Tue. 10:16 [edit]

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彦島のけしき《田の首》 

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Posted on 2017/01/31 Tue. 10:14 [edit]

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金の蔓 

金の蔓


 むかし、田ノ首の岬の上に、大きな金の蔓が生えていて、朝夕さんぜんと輝いていた。

 里びとはもちろんのこと、ここらを航海する舟びとも、この不思議な現象に心うたれて、誰も取る者はいなかったが、ある日のこと、欲の深いマドロスが、ひそかにこの金の蔓を根元から引き抜き、船に積んで出航した。

 すると、たちまち大風が起こり、船はそのすぐ近くにある鳴瀬の暗礁に打ち上げ、木っ端微塵に砕けて、マドロスたちは、一人残らず激流にのまれて死んだ。

 そのため、この不思議な金の蔓は、永久に姿を消したが『金のツル岬』と呼ばれて、名前だけは残された。


富田義弘著「平家最後の砦 ひこしま昔ばなし」より

(注)
この話は『馬関覚え帳』に西白道氏書いているものである。
ここでは、ツルが『蔓』となっており、マドロスが出てくるので、明治以降の新しい話であろう。
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Posted on 2017/01/31 Tue. 10:10 [edit]

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彦島さんぽ226-10 彦島大橋 

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Posted on 2017/01/31 Tue. 10:07 [edit]

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彦島さんぽ226-9 彦島大橋 

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Posted on 2017/01/31 Tue. 10:06 [edit]

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彦島さんぽ226-8 彦島大橋 

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Posted on 2017/01/31 Tue. 10:04 [edit]

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彦島さんぽ226-7 彦島大橋 

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Posted on 2017/01/31 Tue. 10:03 [edit]

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彦島さんぽ226-6 彦島大橋 

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Posted on 2017/01/31 Tue. 10:02 [edit]

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彦島のけしき《迫》 

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Posted on 2017/01/30 Mon. 10:13 [edit]

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鬼の墓 

鬼の墓


 舞子島の西側に、大きな眼鏡岩がそびえ立っておる。
 むかし、この海岸は多くの鬼どもの根城であった。鬼どもは朝に夕に、眼鏡岩にのぼっては沖を通る船を監視しておった。そして、荷物をたくさん積んだ船が通りかかると、小舟を漕ぎ出して、さんざん掠奪をくり返した。

 そのやり方が、あまりにあくどいので、ある日、テントウ様がお怒りになり、鬼どもをこらしめることになった。
 その夜、鬼どもが総勢集まって円陣を組み、酒盛りをしておると、一天俄かにかき曇り大嵐となった。その上、雷までが頭のすぐ上をころげ回った。
 鬼どもは大慌てでわれさきにと逃げはじめたが、時はすでにおそく、次つぎに落雷して、ことごとく死んでしもうた。
 ところが、死骸となった鬼どもの表情は、ほとんどが赤ん坊のように柔和にあどけなく美しかった。

 それをみたテントウ様は、
『鬼も、死ねば天に還るか』
 と、つぶやかれて、眼鏡岩のそばに鬼の死体を集めて、ねんごろに葬られた。
 しかし、その数は思っていたよりもはるかに多く、とうとう大きな山になってしまった。テントウ様は、死体の山に土をかけ、その冥福をお祈りになった。

 やがて、この浦にものどかな春がやってきて、人びとは鬼の墓のことを『丸山』と呼び、眼鏡岩の近くの岩屋を『鬼穴』と呼ぶようになった。


富田義弘著「平家最後の砦 ひこしま昔ばなし」より

(注)
舞子島近くの海岸線は、約三千万年前の浸蝕がそのまま残されていて、奇岩怪礁の地であるが、この付近は、今でも『鬼崎』と呼ばれ、『テトリガンス』を『鬼穴』と呼んでいる。
眼鏡岩や『丸山』は、通称、ドックの浜に、現在もそのままの形で残っている。
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Posted on 2017/01/30 Mon. 10:09 [edit]

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彦島のけしき《福浦》 

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Posted on 2017/01/30 Mon. 10:07 [edit]

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彦島さんぽ226-5 彦島大橋 

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Posted on 2017/01/30 Mon. 09:59 [edit]

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彦島さんぽ226-4 彦島大橋 

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Posted on 2017/01/30 Mon. 09:58 [edit]

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彦島さんぽ226-3 彦島大橋 

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Posted on 2017/01/30 Mon. 09:57 [edit]

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