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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

彦島のけしき《江の浦》 

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Posted on 2015/08/31 Mon. 10:40 [edit]

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えんこうの一文銭 

えんこうの一文銭


むかし、むかし、大きな河をはさんで東と西の岸に、それぞれおじいさんとおばあさんが住んでおりました。

東のおじいさんとおばあさんは、たいへん正直者で、一匹の猫をかわいがっていましたが、貧しいので充分食べさせることができませんでした。

そこで、何とかゆとりができますようにと、毎晩お祈りしていたところ、河の竜宮さまから、えんこうの一文銭(いちもんせん)を授かりました。
ふたりはたいへん喜んで、天井裏に祀(まつ)ったところ、東のおじいさんとおばあさんは日増しにお金持ちになりました。

ある日のこと、東のおばあさんは西のおばあさんにこのことを話して聞かせました。
すると、欲の深い西のおじいさんとおばあさんは
「縁起の良い、えんこうの一文銭をちょっと貸してくれまいか」
と、頼み、正直者の東のおじいさんは貸してやりました。

西のおじいさんは、ほくほく喜んでもって帰り、さっそく天井裏につるしましたところ、その日から、身代(しんだい)がしだいに盛りかえしてきました。
するとこんどは、東のおじいさんたちの家は、また昔のように貧乏になっていきました。

東のおじいさんは、西のおじいさんに返してもらうよう催促にいきましたが、どうしても返してくれません。
困り果てた東のおじいさんは、とうとう家の猫に
「えんこうの一文銭を、西からもってきてくれんか」と、頼みました。

日頃のご恩返しにと、猫はさっそく出かけましたが、大きな河を渡れずに困っていました。
そこへ、犬が通りかかったので、猫はわけを話し、犬の背にのって、河を渡してもらいました。

そうして西につくと、ちょうど鼠(ねずみ)がおりました。
猫は鼠を呼び止めて、一文銭を西のおじいさんの家の天井裏からもってきてもらうよう頼みました。
鼠は天井裏にあがると、一文銭のひもをかみきって、もってくると、猫に渡しました。
猫は鼠にお礼をいって、一文銭を口にくわえると、また犬の背に乗って河を渡りました。

ちょうど河の中ほどに来たときのことです。
犬が話しかけたため、猫はつられて口を開けてしまい、一文銭を河の中に落としてしまいました。
「あっ、大変」と、猫は犬の背でわめきましたが、いくら泳ぎが得意な犬でも水の中にはもぐれません。

とにかく、東の岸まで泳ぎついたところへ、一羽の鳶(とんび)が舞い降りてきました。
猫と犬は、鳶に一文銭をとってもらうよう頼みました。

そこで鳶は、河の上にいた鵜(う)の鳥に、鵜の鳥は、河の中にいた鮎(あゆ)に頼んで、ようやく水底の一文銭を探し出し、猫に渡しました。

猫は、ていねいにお礼をいうと、一文銭を拾いあげたよろこびのあまり
 猫に鼠(ねずみ)に空たつ鳶(とんび) 河にゃ鵜(う)の鳥、鮎(あゆ)の魚
 猫に鼠に空たつ鳶、河にゃ鵜の鳥、鮎の魚
と、歌をうたいながら帰って行きました。

しかし、歌の中には、大切な一文銭を落とすようなことをさせたので、河を渡してくれた犬のことは一言もはいっていません。
河を渡してくれた犬の有り難さを忘れてしまったのです。

この歌を聞いた犬は、猫の恩知らずと、たいへん腹をたてました。

それ以来、猫は何かひとつ忘れるくせがつき、犬は猫をみれば、そのときのくやしさが忘れられず、歯をむきだして追い回すようになった、ということです。

(阿武郡)


山口銀行編纂 山口むかし話より転載
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Posted on 2015/08/31 Mon. 10:35 [edit]

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ふるさと散歩356-10 大和町 

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Posted on 2015/08/31 Mon. 10:34 [edit]

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ふるさと散歩356-9 大和町 

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Posted on 2015/08/31 Mon. 10:33 [edit]

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ふるさと散歩356-8 大和町 

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ふるさと散歩356-7 大和町 

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Posted on 2015/08/31 Mon. 10:30 [edit]

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ふるさと散歩356-6 大和町 

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Posted on 2015/08/31 Mon. 10:28 [edit]

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彦島のけしき《江の浦》 

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Posted on 2015/08/29 Sat. 09:47 [edit]

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竜王山の神石 

竜王山の神石(りゅうおうざんのかみいし)~山陽小野田市~


 今からおよそ千七百年ほどむかしのことだ。

 九州の日向国灘(ひゅうがのくに)で、クマソという豪族(ごうぞく)があばれまわっていた。そこで仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)は、紀州(和歌山県)から軍船に乗りこみ、日向国にむかった。
 瀬戸内海を西へ西へと進んで、やがて、小野田の本山岬の沖合いにさしかかたときのことだ。今まで晴れていた空に黒雲がひろがりはいじめたかと思うと、風も強くふきだし、波もうねりはじめた。
 軍船は、木の葉のようにもまれはじめた。
 今まで見えていた遠くの山々も見失って、方角もわからなくなった。とうとう、たくさんの軍船ははなればなれになっていった。

 そのありさまを見た天皇は、
「この災難(さいなん)を助けてくださるよう、海神においのりしよう。」
 と、いのりはじめた。

 すると、はるか沖のほうから火の玉があらわれ、ふき荒れる大空に大きな輪をえがいて、岬の方へ飛んでいった。あたりは真昼(まひる)のように明るくなり、まわりの山々も見えはじめた。そのうえ、吹きすさんでいた風、荒れくるっていた波もしずまってきた。

 天皇は、
「海神がこの災難を救われたのだ。あの火の玉は、きっと海神にちがいない。ありがたいことだ。」
 と、この火の玉が飛んでいく本山岬にむけて船を進めさせた。

 あくる日、天皇は、自分たちを助けてくれた海神をおまつりする場所をもとめて、海岸のあちらこちらをさがしまわった。
 しかし、おまつりする場所は、どこにもみつからなかった。
 そこで、岬の近くの山に登ろうと、山道を登りはじめたとき、ふしぎな気のただよう大きな石がみつかった。
 天皇は、この石こそ海石をまつるのにふさわしい神石にちがいないと思った。そこで、この神意思をまつるのによい場所をさがすためにmさらに山道を登っていった。

 いただきに着くと、天皇は、
「ここぞ、朝日がさし、夕日がかがやき、神石をまつるにまことによいところである。このすぐれた地にやしろを建てることにしよう。」
 と言って、その神石を海神のみたまとしてまつることにした。

 その後、仲哀天皇の一行は無事に日向国につき、あばれまわるクマソを退治して都に帰ることができた。


 それから六百年ぐらいたったある日のこと、この岬の長(おさ 今の村長)をしていた中尾宇内(なかおうない)に、つぎのようなおつげがあった。
「わたしは、むかし仲哀天皇がこの地にまつった海神である。そのときのほこらもこわれ、ながい間わすれられてきた。さっそく新しいほこらをつくり、みなが心をこめて信心すれば、この地をさかえさせ、くらしもゆたかにし、海の災難もふせぐ守り神になるであろう。また、いりいろな願いごとも、かならずみんなかなえてつかわすであろう。」

 村人たちは、さっそく新しいほこらをつくり、竜王の宮と名づけて、海神としてまつった。
 それから後、村人たちは、どんなに海が荒れても、ふしぎと災難にあうこともなく、しあわせにくらしたという。

 竜王の宮は、今も山陽小野田市の竜王山のいただきにある。今はおまいりする人はほとんどいない。


題名:山口の伝説 出版社:(株)日本標準
編集:山口県小学校教育研究会国語部

豊徳園ホームページより
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Posted on 2015/08/29 Sat. 09:40 [edit]

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ふるさと散歩356-5 大和町 

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Posted on 2015/08/29 Sat. 09:39 [edit]

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ふるさと散歩356-4 大和町 

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Posted on 2015/08/29 Sat. 09:38 [edit]

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ふるさと散歩356-3 大和町 

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Posted on 2015/08/29 Sat. 09:36 [edit]

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ふるさと散歩356-2 大和町 

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Posted on 2015/08/29 Sat. 09:35 [edit]

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ふるさと散歩356-1 大和町 

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Posted on 2015/08/29 Sat. 09:33 [edit]

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彦島のけしき《福浦》 

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Posted on 2015/08/28 Fri. 10:23 [edit]

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