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彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

下関の民俗 民間治療法1 

民間治療法1


《てんかん》
ユキノシタを塩もみして汁を飲ませる。
(旧市内・秋根・彦島・内日)

《中風》
あひるの生き血を飲ませる。
(彦島・蓋井島)

ヨモギを熱湯に漬け、密閉してさましたものを飲ませる。
(長府)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2017/09/22 Fri. 11:16 [edit]

category: 下関の民俗

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下関の民俗 職業生活に関するもの 

職業生活に関するもの


職人の弟子入りの修行年期は七年くらいといわれ。年期が明けると普通五年ぐらいお礼つとめ(お礼奉公)をした。
(吉田・内日・彦島・安岡・北九州)

石工、鍛冶屋、裁縫、桶屋、竹細工などの仕事は弟子入りをして修行した。
(小月・清末・王司・内日・旧市内・彦島・蓋井島・北九州)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2017/09/21 Thu. 10:58 [edit]

category: 下関の民俗

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下関の民俗 社会生活に関するもの2 

社会生活に関するもの2


祭りや、法事などを手伝っているうちに自然に覚えた。
(王司・内日・六連島・蓋井島・北九州)

青年宿や若頭などの役割をしているうちに、自然に身につけ実行するようになる。
(王司・秋根・内日・六連島・北九州)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2017/09/21 Thu. 10:02 [edit]

category: 下関の民俗

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下関の民俗 社会生活に関するもの1 

社会生活に関するもの1


村中の生活に関するものは。父母や年長者から教わった。
(小月・王司・内日・彦島・安岡・六連島・北九州)

枯れ草焼きや道普請などの共同作業への出役は、原則として弁当持参、手当金なしであった。
(吉田・王司・秋根・内日・彦島・安岡・吉母・六連島・北九州)

しつけ・作法・伝授などは、村の長老がいて行われ、また世話人たちが指導した。
(王司・内日・六連島・北九州)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2017/09/20 Wed. 09:23 [edit]

category: 下関の民俗

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下関の民俗 日常のこと2 

日常のこと2


縁から出入りするのは死者の作法として日常は禁じられた。
(吉田・小月・清末・王司・内日・旧市内・彦島・蓋井島・北九州)

茶碗洗いは、朝のものを昼に洗うようなことは許されない。
(小月・長府・内日・旧市内・彦島・北九州)

ふだんの握り飯は三角に結び、不祝儀の時は丸く結ぶ。
(清末)

一つ鍋の煮物に二人の人が一緒に材料を入れると双児が生まれる。
(清末)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2017/09/19 Tue. 10:48 [edit]

category: 下関の民俗

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下関の民俗 日常のこと1 

日常のこと1


毎朝、神、仏を拝む。
(小月・王司・秋根・内日・旧市内・彦島・吉見・吉母・六連島・北九州)

敷居(特に玄関の)は主人の顔だから踏むものではない。
(吉田・小月・清末・王司・長府・内日・旧市内・彦島・吉母・蓋井島・北九州)

舟のともづなは踏んで通れ。

北枕で寝ない。
(吉田・小月・清末・王司・内日・旧市内・彦島・吉母・蓋井島・北九州)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2017/09/18 Mon. 09:18 [edit]

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下関の民俗 食事のこと4 

食事のこと4


タクアンなど漬物は三切れを避ける。
(吉田・清末・王司・長府・内日・旧市内・彦島・安岡・吉母・蓋井島・北九州)
※三切れは見切れ、処刑者のおかず。

子供は食べ残しはしない。
(王司・長府・内日・旧市内・安岡・吉見・吉母・六連島・蓋井島・北九州)

汁物のおかわりで三杯とることをしない。
(吉田・王司・長府・秋根・内日・旧市内・彦島・安岡・吉母・蓋井島・北九州)

バカの三杯汁といった。
(秋根・吉母)

食事中にゲップやあくびをすることは禁ず。
(吉田・小月・王司・長府・秋根・内日・旧市内・安岡・吉母・北九州)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2017/09/15 Fri. 09:26 [edit]

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下関の民俗 食事のこと3 

食事のこと3


食事の時はきちんとした服装をする。
(吉田・王司・長府・北九州)

食事の時はあぐらをかいたりせず正座をする。
(小月・王司・長府・秋根・安岡・旧市内・彦島・吉母・北九州)

食事に時間をかけず、早く済ませる。
(王司・長府・内日・彦島・安岡・吉母・北九州)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2017/09/14 Thu. 09:20 [edit]

category: 下関の民俗

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下関の民俗 食事のこと2 

食事のこと2


食事後30分ぐらいは横臥するな、牛になるといわれた。
(吉田・小月・清末・王司・長府・秋根・内日・旧市内・彦島・吉見・吉母・六連島・蓋井島・北九州)

ご飯に箸を立てたり、箸から箸にお菜など渡してはいけない。
(吉田・小月・清末・王司・長府・内日・旧市内・彦島・吉見・吉母・蓋井島・北九州)

食事に招かれた場合、一膳飯をしないこと。
(王司・長府・秋根・内日・旧市内・彦島・吉母・蓋井島・北九州)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2017/09/13 Wed. 09:44 [edit]

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13

下関の民俗 食事のこと1 

食事のこと1


食事については、それぞれの座る位置があり、上座には家長がつき、次に男子の年齢順に座る。
(小月・清末・王司・長府・秋根・内日・彦島・六連島・北九州)

食事は家長が箸を取るまで誰も食事をはじめなかった。
(小月・王司・長府・内日・北九州)

食餌のとき米一粒でもこぼすなとしつけられた。
(小月・王司・長府・秋根・内日・旧市内・彦島・安岡・六連島・蓋井島・北九州)

「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2017/09/12 Tue. 10:14 [edit]

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12

下関の民俗 天候予知法3 

天候予知法3


冬の山手(南風)は用心せよ、寒風のおそれがある。

しけたあと東風になる。これをしけ戻りという。

日の出、日の入りに日に傘ができたときは、雨が風になる。

寒なぎ、大寒に入ると凪になる。雪が降ったり積もった場合凪になる。
(蓋井島)

一つ雷は用心せよ。大風になる。

南風には隣歩きをするな。

ひかたこち、満潮で凪になり干潮で風が強くなる。

どろ西、三月ころ黄塵が吹くため、西の風が吹くと松の葉が白くなる。

海が澄んだときは翌日雨になる。

春一番、どろ西が吹いて春一番が来る。

春の朝ぐもりは天気になる。

夜霧がおりたら北の風が吹く。

雷が鳴ると梅雨が明ける。

西がくもれば雨、東がくもれば風になる。

関門海峡に朝もやがかかると午後は晴れる。

西が明るいと天気になる。

北が光れば雨がふる。

藍島の上方に入道雲が昇れば夕立あり。


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2016/12/27 Tue. 09:51 [edit]

category: 下関の民俗

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27

下関の民俗 天候予知法2 

天候予知法2


朝焼けは風が吹く。

西の雲は雨が近い。

秋の夕焼けは鎌を砥げ。

夏の夕焼け、桶をすけ。

朝とびが鳴くと隣歩きをするな。

三日月様が鎌ぁかけると天気。

吉見の鬼ヶ城に雲がかかれば西風が吹く。

大里の山に雲がかかれば東風が吹く。

北側の水平線から蓋井島に雲がかかると北風が吹く。

陸が近くに見えることを「島寄せ」というが、この時は時化になる。

雲が厚いと風が強い。


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2016/12/27 Tue. 09:46 [edit]

category: 下関の民俗

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27

下関の民俗 天候予知法1 

天候予知法1


みそ桶がしめると雨。

庭石がしめると雨。

モズが鳴くと晴れ。

汽車の汽笛がはっきり聞こえると雨。

秋の夕焼けは翌日晴れ。

東風が吹くと雨になる。

朝の雷は雨になる。

夕方虹がかかると晴れになる。

月が傘をかぶると雨になる。


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2016/12/26 Mon. 13:20 [edit]

category: 下関の民俗

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26

下関の民俗 呪的療法5 

呪的療法5


《狐憑き》

住吉神社で狐おとしをする。
(秋根)

線香を立てて、数珠を体につけるとよい。

《テンカン》

頭に草履か下駄をのせる。
(彦島・吉田)

《便通どめ》

道中で糞がしたくなったら、小石を3個拾ってふところに入れるとなおる。
(小月)

《ムカデに刺されたとき》

履物を裏返しにする。
(吉母・北九州)

《風邪》

膳の下にかがむ。(何でも沢山食べるの意)
(彦島・吉母・北九州)

《百日咳》

地蔵さんに参る。
(彦島)

清末町城北区五十峠の山の中に15センチくらいの白の大理石のお地蔵さんがあり、小児ゼンソク、百日咳の効験あらたかと聞く。

王司山田入野の子好き地蔵さんに顔をかけ、治ったら米炒粉をつくりお供えしてお礼参りする。

《スダオレ》(無理をしないのに手が骨折する)

障子の間から手を出し、男ならオトンボ(末子)から、女なら男のオトンボから糸でくくってもらう。
(彦島・藍島・馬島)

《仏風邪》

線香を三本と、お水を浜に持参して流す。
(彦島・藍島)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2016/12/26 Mon. 09:28 [edit]

category: 下関の民俗

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下関の民俗 呪的療法4 

呪的療法4


《眼病》

宮崎生目神社に参る。
(王司・北九州)

亀ヶ原生目神社に参る。
(内日)

五泉寺の薬師さんに参る。
(福江)

《シャックリ》

他人に見られないように左の掌に「水」の字を書く。
(内日・北九州)

茶碗に水を入れ、箸を十文字にわたし四隅から飲む。
(旧市内・内日)

大声を出して、患者をびっくりさせる。

《抜け歯》

歯が抜けた時は、上の歯は屋根の上に投げ「雀の歯と替えてくれ」、下の歯は床に投げ「ネズミの歯と替えてくれ」と叫ぶ。
(市内全域)

この逆の、下歯は屋根に投げ、上歯は床下に投げ入れる。も同じようにおこなわれている。

《シビレ》

ツバを頭につけ、「シビレシビレ京にのぼれ」と繰り返す。

藁シビを額に貼り付ける。
(市内全域)

《ひきつけ》

小戸の稲荷神社に参る。
(内日)

足の中指を曲げて、指のついた足の裏に印をつけ、そこに三火ほどお灸をすえる。
女は右、男は左、重症は両足。
(清末)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2016/12/26 Mon. 09:20 [edit]

category: 下関の民俗

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