09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

彦島のけしき

山口県下関市彦島から、風景・歴史・ものがたりなど…

下関の民俗 民間治療法10 

民間治療法10


《ぜんそく》

グミの葉の陰干しを煎じて飲む。
(秋根・内日)

《喉・百日ぜき》

アメ、黒砂糖をなめる。

キンカンの煎汁、ショウガ汁の熱湯を飲む。

黒豆、南天の実を煎じ、汁を飲む。

オオバコの干したものにカンゾウを混ぜた煎じ汁を飲む。
(旧市内・彦島・安岡・内日)

オオバコを煎じて飲む。
(蓋井島)

食塩を紙などに包み、ガーゼ布などでノドに巻く。
(彦島)

ノドにサロンパスを貼る。
(蓋井島)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2037/09/24 Thu. 10:02 [edit]

category: 下関の民俗

TB: --    CM: 0

24

下関の民俗 民間治療法2 

民間治療法2


《頭痛》
梅干しの皮をこめかみに貼る。

頭痛膏をコメカミに貼り、コメカミの動脈を親指で強く押す。
(蓋井島)

《眼病》

目をついたときは母乳流し込む。
(吉田・王司・内日・彦島・安岡)

カラスミの実(野ぶどうの一種)の汁を目にさす。
(内日・吉母)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2037/09/13 Sun. 10:03 [edit]

category: 下関の民俗

TB: --    CM: 0

13

下関の民俗 呪的療法3 

呪的療法3


《歯痛》

明石大明神に顔立てする。
またはオキノゴンサマに顔立てをする。

オキノアゴナシ地蔵さんに顔をかける。
一年間、五年間、または一生梨をたべませんといって願う。
(蓋井島)

《イボトリ》

ナスのヘタでイボをこする。

朝露のあるとき、クモの糸を取りイボの付け根に三回巻きつける。
(内日・秋根)

生墓さんの水をつける。
(福江)

《タムシ》

墨でタムシを囲んで輪を描く。

タムシの上に鬼という字を、真っ黒になるまで描く。
(彦島・北九州)

藁でこすり、あと火にくべる。
(安岡)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2021/10/28 Thu. 10:58 [edit]

category: 下関の民俗

TB: --    CM: 0

28

下関の民俗 呪的療法2 

呪的療法2


《子供の打ち身》

「親のツバ、親のツバ」といってツバを患部につける。
(市内全域)


《子供の歯ぎしり》

木と木の枝がふれあうのをなおすとよくなる。
(吉田・北九州)


《イノネ》

アラガミ様のススを指でぐりぐりの上につける。

《目イボ》

ツゲの櫛の背を火であぶり、目イボをこする。
(市内全域・北九州)

大豆をまぶたにはさんで井戸端に立ち、「大豆かと思うたら目イボが落ちたよ」という。
(小月)

「大豆かと思うたら目イボが落ちたよ、惜しも惜し」と大豆を井戸に落としながら三回唱える。
(王司・内日・北九州)

ハブソウを濃いめに煎じて飲む。


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2021/10/27 Wed. 10:36 [edit]

category: 下関の民俗

TB: --    CM: 0

27

下関の民俗 呪的療法1 

呪的療法1


《幼児の夜泣き》

雄鶏の絵を荒神様または寝所に貼る。
夜泣き地蔵さんに、お線香をたいて夜毎にお願いする。
(長府・彦島・安岡)

黒井の杜屋神社の川を掃除すると効果がある。

《子供のチンチンの先またはきんたまの腫れ》

ミミズを水で洗って、もといたところに逃がしてやる。
(市内全域)

火吹竹で、はれのところを吹く。
(六連島)

《子供の疳 虫きり》

虫きりの呪いをする。
オンキリ、オンバタ、オンバタ、オンバタと三回、アブラウンケンソウラバラ テイと唱え、男なら左、女なら右手ののひらに鬼という字を三回書き、一、二、三分握らせ、あと清水で洗い落とす。
白または青色の虫がどんどん出る。数時間、または毎日、繰り返し行う。
(蓋井島)

大豆を年の数ほど真っ黒く煎り、豆腐一丁、油揚二枚持って、伊崎町の鈴ヶ森稲荷に参り、豆腐と油揚は神前にお供えし、大豆は雨だれの落ちる軒下に埋め、この大豆から芽が出るまで、子供の疳が治りますようにとお願いする。
願望成就疑いなし。
(清末)


「下関の民俗知識」中西輝麿著より

Posted on 2021/10/26 Tue. 09:06 [edit]

category: 下関の民俗

TB: --    CM: 0

26